こんにちは。
フェネクス聡志です。
※今回は私の幻想といますか、子どもの頃からあるDNAの妄想・幻覚・幻聴・幻触・幻臭などの症状がほとんどになると思います。
あなたの想像力が結構必要になる可能性があります。
どうぞ、こんな事がよく起こるんだな。位でお楽しみください。
この1か月、昔の魔術師仲間からの連絡や新しい長期依頼があったり。結構ドタバタしてました。
昔の仲間に剣をまた始める事を伝えた流れで、私は素直に正直に西洋殺陣の師匠にお伝えする必要がある事を1つ思い出しました。
昔、どうしても中途半端にやっては申し訳ない部分と自分の進むルート、覚悟があまり出来ていなかった為。
知り合いに剣を譲った(彼らは私が本気になるまで預かっていた認識だと言う事を元に戻って来た時に知りました)のです。
正直にメッセージ内ですが、私は伝えました。もちろん案の定な回答はされましたが
「剣が戻ってきてやり始めるなら別に良いですよ。」
と、西洋殺陣の師匠は慈悲のある方でかなり申し訳ない想いを持ちながら・・・先ほどの知り合いから剣を向かい入れる事にしたのです。
昔の魔術師仲間からも「君は剣を恋人と思って契約をしてないのかい?契約儀式をしっかり行えばただの物と思わずに、一生心身の攻守をしてくれるかけがえのないパートナーになる。」
あぁ・・・。そうだった。
まったく、何かヌけている時にしっかり私は周りから忠告を得られる環境にいるのはありがたい。そして大切なモノを経験で腑に落としていく。
魔術や異端?とされるペイガニズム、オカルティズム(超自然学、神秘主義)を実践している方なら分かると思いますが
「どんな知識や技術を知り、持っても。自分は世界と宇宙の真理には到達できない。それは人間の生命を受けている限り。一生愚か者であり、賢者を自覚してはならない。外側に権威を持たせようとする誘惑に打ち勝つ心を持つ事。」
を忘れない事。なんですね。かなりざっくりですが(笑)。だって全てなんて云えませんから。
・・・さて。やっと本編です。
私は剣が届き、儀式用の時間を調べて聖杯と香炉、ろうそく、私手作りのハスカップ香、天然塩、聖書(異端と言われる儀式でも聖書は読みます)。
あとセージを水上置換法で抽出したフローラルウォーターを聖水としてバケツに入れ、さび落としのクロスも持っていつもの作業部屋へ。
あっ、安全アイテムとしてコーヒーとチョコレートも忘れずに。
やる事は本当にシンプル。
ここではまったく詳しいことは書きませんが。安全物の確認をし、火を付け、香りを漂わせ、その儀式に合わせた文を読み精神の次元を変えて、剣のさびをある程度取り、火をくぐらせ、香りの風をくぐらせ、聖水を掛け塩をひとつまみふりかけ、聖杯に剣を突き刺す(性魔術知っている方はイメージが付くかと)。
さて。順調に聖書も読んで。剣に精神を向き合わせる。
その瞬間・・・はじまりました。
やっと最初の※のところが始まります。
剣が一瞬で手元からサラッと煙になって消えた。
あれっ?と思ったら5m先に白髪の日本白色の兎ような赤い目をしたアルビノの12~14くらいの少女が現れた。
しゃべらず、脚を左側にそろえて座っている。ビクトリア時代?のようなオフホワイトのフリルワンピースを着ていた。
これは・・・完全にまやかしな物が映って虚像化しているだけだ。そう思った。
「自分がはじめ見え、聴こえたものは疑え。」
これが鉄則なのだ。
こういう時はコーヒーとチョコレートを取り入れて強制終了に限る。
カフェインはこういう時に使える。
さて、少女を無視して。
マグカップにポットのお湯とインスタントコーヒーとホットチョコレートを混ぜでカフェモカ状態にした物を作った。
そしてどうせ終了するなら、少し薄目で少女を見て「まぁ・・・ブログネタにはなるか?」くらいに思って、私はマグカップの底が見えるまで飲み干して、グッと力強く目を閉じて開いた。
これで消えているはず・・・多分私は少女に飢えていたのだろう・・・と愚かさを思いながら目を開けた。
・・・・・・。
参ったなぁ・・・。
少女はまだ消えなかった。
むしろもっと鮮明に、現実味を帯びた。
向こうは気が付いたようで、ニコニコしながら近づいてきて・・・
一瞬だった。
彼女の右手が私の左頬に「バシッ!!」と一発。ビンタした。
もちろん、痛みはしっかりあります。今でもあの時の痛覚は思い出せます。
「いつまで待たせるの!?」
彼女の一声。
私は何が何だか?よく分からなかった。
でも、彼女が怒っている事が理解できた。
「とんだご無礼を致しました。」
私はその場で跪いて彼女と目線が同じくらいになって正直に伝えた。
「分かればよろしい。さぁ、あなたがアラミスに会う前に私を綺麗にして頂戴。」
彼女は私が用意していたバケツとクロスを持って差し出した。
「えっ?こっちで用意した物持てるのですか?」
「当たり前じゃない。今は一緒になる儀式の最中でしょ。間者のあなたなら分かるはずでは?」
あっ。久しぶりに間者(あいだもの)って言われた。厚真町のハスカップの精霊王以来だな。そう言われるのは。
※間者とハスカップの精霊王の話が知りたい方はAmazonで「忍冬」を買って読もう!!
そして私がいつも使用しているスツールに彼女は座った。
「とりあえず、肩と手足の汚れだけ取って頂戴。それだけでも違うから。」
「かしこまりました。肩はこのひもだけ外せば大丈夫でしょうか?」
「ええ。それ以上はダメよ。コルセットなんかは絶対に触れないでね。」
私は剣の少女から言われるがままに聖水とクロスで丁寧に彼女の身体を拭いた。
本当に生身の感覚と体温も感じた。
私は何をしているんだろう・・・。もし、違う人がいたら私はどう映っているんだろう?
たまに「ぬるい、もっと強く拭いて!!」と言われたりいながら。要望通り身体を拭き終えた。
「ふふふ。まぁまぁね。ありがとう。あとね、私を使って良いのはあなただけなんだからね。」
「あぁ。本当に穴があったら入りたい位に自分の愚かさを痛感してますよ。貴女を造ってくださった師匠にも。」
「アラミスの代わりにこれ位の制裁はしないと。分かったならちゃんと契約して頂戴。・・・まず私の名前を決めて。」
名前か・・・どうしたものか?
「えっと、なんか今でいいです。軽くイメージ出来るものはございませんか?」
「そうね。今、白いバラの香りがしたわ。」
白いバラ・・・アルビノ、兎、白、月・・・。
「それでは、アルテミス・ロサ・ブランカ(Artemis Rosa Branca)はいかがでしょう?
月の女神様に白いバラ。現にアルテミスという白いバラの品種もありますし。」
「あら。素敵。では私に命名して頂戴。そして聖別作業から契約を。お願いね。」
彼女はそう言うと、姿が消え剣が目の前に横たわっていた。よく見てみると多少の黒い錆びはあっても赤錆びは全てなくなっていた。
良かった、ちゃんと現実?では剣の錆びを取っていたようだ。
私は剣をそのまま、火をくぐらせ(火)、香りをくぐらせ(風)、聖水を振りかけ(水)、塩を振りかけ(土)・・・そして聖杯に突き入れた。
詳しい言葉、宣言文はお伝えしませんが、契約完了となった。
もう、離さないし自分の弱さや愚かさと向き合う機会として皆が用意してくれたイベントだったと感謝の意も込めた。
すると今日はコレだけではなかった。
七爺(総曾祖父。肥後七左衛門)が声だけだけど伝えてくれた。
「やっとマブイを取り戻したな。そちらの世界でもやっと拙者が教えた事が使えるはずだ。戦うではなく、賢く演じ、和やかに魅せる事。お前さんならできるはずだ。」
なんか、通るべき?あらすじの1つでもあったのかもしれないが、これからも周りの繋がっている人達に思いやりを忘れずに、穏やかに、困ったら知恵を出し合って・・・
今の舞台の題名「周りの方の為に」を実演し続けようと思う私なのでした。
あっ。そういえば。
また、占い師出演の仕事や経営サポート関係の仕事も色々増えてきたので、しっかりまとまって皆さまにお伝えできるようになりましたらブログでお知らせいたしますね。
占い師のお仕事を探している方ややってみたい方。
は随時私が関わっている企業さんをいくつか紹介致しますので、気になる方はお問合せページにてご連絡くださいませ。
今回はちょっと不思議ネタでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか?
素直に話しても大丈夫なモノしか基本出しませんが、こんな障害?ギフト?も「周りの方の為に」の仕事に活かせるならそれはそれでいいのかな?と私は捉えています。
トランスセクシャルの事もですが、最悪なことが起きても仕方がない覚悟はあります。
これら複数のマイノリティがあっても「認識」という事は求めても「理解」に関しては本当に密な関係の人以外は求めはしないのです。
この塩梅さチラリ魅せ?は慎重、用心深いところはご了承ください。
さて。またご連絡したい事がありましたらこの場でお伝え出来ればと思います。
フェネクス聡志
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